Top >  乳がんとは >  乳がんはどんな病気?

乳がんはどんな病気?

乳がんが乳腺に出来る悪性の腫瘍のことです。

乳腺は小葉と乳管から成り立っています。

乳腺は乳頭から木の枝のように放射状に広がっており、その先に小葉という母乳を作るところがあります。 そして母乳を乳頭まで運ぶのが乳管です。

乳がんの多くは上記の母乳を作る小葉を構成する細胞で発生します。

乳房の変化に気が付かないでそのまま放置しているとがん細胞が増殖して乳腺の外に広がり、
リンパや血液の流れに乗って肺や肝臓、骨などの乳房とは関係のない離れた臓器にまで病気を転移させる恐れがあります。

乳がんは、乳房を縦、横にケーキを切るように4等分した場合に外側の上の部分に出来る
確率が50%、内側の上に出来る確立が30%、外側の下側に出来る確率が16%、内側の下側に
出来る確立が9%、そして乳頭に出来る確率が9%という順になっています。
但し、2つ以上の部位に出来る可能性もありますので合計は100%にはなりません。

この結果からみると乳房の上部に出来る確率が非常に高いようです。

乳がんは厚生労働省の調べでは胃がん、大腸がん、肺がん、肝臓がんについで多くみられ
年々増加傾向にあります。

女性の全年齢層では、胃や大腸のがんで亡くなる方が多いのですが、30歳から64歳の壮年層
になると乳がんが死亡原因の1位になるようです。


普段乳がんを意識されていない方も多いかと思いますが女性であれば注意が必要です。
20代で病気にかかる人は少ないとはいえ若いときから関心をもつことが大切です。

         

乳がんとは

関連エントリー

乳がんはどんな病気? 乳がんにかかりやすい人は? 乳がんの予防は?


スポンサードリンク