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乳がんの検診

乳がん検診は無症状の方に対して行なわれます。
症状のある方は検診を待たずに出来るだけ速やかに専門医に見てもらいましょう。

検診は、これまでは視触診による検診でしたが平成17年度から国の指針が定められて
40歳以上を対象にマンモグラフィ検査による検診を行なうことが原則になりました。

◇ 検査方法 ◇

- マンモグラフィ -
乳房のX線写真のことをマンモグラフィと呼びます。
胸部写真とは違い専用の撮影機器で乳房を透明のプラスチックの板に挟んで
斜め方向と上下方向の撮影を行ないます。
がんなどの異常があればその写真(マンモグラフィ)には、しこりの影
(腫瘤陰影)や白い粒(石灰化)として写ります。
触ってもわからない小さながんを見つけるのに威力を発揮します。
但し、マンモグラフィは乳腺の濃度に影響を受けますので、濃度が密な
若い人(30歳代~40歳代)においては、閉経後の女性にくらべて
がんが見つかる能力は劣るといわれています。


- 視触診 -
乳房を見て触って診断する方法です。
全体の形をよく見て『くぼみ』や『引きつれ』、『皮膚の変化』がないか
『乳頭や乳輪』に異常がないかを観察するのを視診といい、指の腹で触れて
しこりの有無などを調べることを触診といいます。


- 超音波検査 -
乳房に超音波を当てて内部からの反射波を画像にして異常があるかないかを
診断します。(エコー)
放射線を使用しないので妊娠をしている人にも安心です。
超音波検査は乳腺の濃度の影響をうけないので乳腺が密な若い人にも適して
いるといえますが、まだ検診に有効であるという根拠がないので国の指針
には入っていません。 現在は有効性の検証中です。


         

乳がん検診をしましょう

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